NHK朝ドラ「カムカム エブリバティ」を観てー基礎英語(2)
夕方になると、机の前に座って「基礎英語」が始まるのを待ちました。月曜日から土曜日まで毎日15分。それが日課です。土曜日は1週間の復習の時間だったと思います。講師の名前は、北林ムネヨシ先生、だったと覚えています。下の名前は?ですが、苗字は間違いないです。
どうして基礎英語を知ることになったかと言えば、父親に「英語勉強したいのだけど、どうしたらいいの?」「ラジオの基礎英語を聞けばいい」と即答でした。
父親が知っていました。どうして知っていたのか、その訳は知りませんが、その当時、名古屋大学を出ていて、ドイツに留学経験もある父ならば、ラジオで英語教育番組があることくらい知っていたのでしょう。
すぐに書店でテキストを購入しました。1冊80円くらいだったかな?だんだん値上がりして最後は150円くらいにだったと思います。今でも、第1回目の4月号の表紙が、イギリスの大学のキャンパスで、それが公園のように広く美しい風景だったのを思い出します。こんな所にいつかは行ってみたいとあこがれて毎日眺めていました。
「メリさんの羊」「インディアンの歌」「マイ ボニー」「きよしこの夜」「ジングルベル」などなど、毎月の歌コーナーがあって、毎回歌を歌ってましたね。これは楽しかった。クリスマスの聖歌は古語が入っていて、それの読み方がわからなくて、父親に読み方を聞いた覚えがあります。それくらいかな?読み方でわからなかったのは。
英語にフリガナをふったことはほとんどないので。それは、基礎英語のおかげです。(つづく)
2022年05月02日 11:45